昨年10月17日の第1回に引き続き、シリーズ第2回目を平成31年1月17日、B-nest産学交流センターで開催いたしました。
今回は、前回の税務・経理の基礎を踏まえた上で、決算整理から青色申告決算書、確定申告書の作成までの手順をお伝えしました。
セミナー後半には、受講者のみなさんが実際にパソコンを使い、クラウド会計のアカウント作成と、基本的な入力の方法を学びました。
青色申告は、貸借対照表・損益計算書という「決算書」の作成が必須です。
一から作成するには、やはり簿記の知識が必要になります。
しかし、一般的な会計ソフトには、それら決算書類をほぼ自動的に作成する機能があります。
特にクラウド会計は、銀行やカード取引履歴の自動連携により、日常の経理事務も大幅に削減してくれます。
そして、コストも非常に安価。
事業を始めたばかりの個人事業主さんにとっては、強い味方です。
とはいえ、自動的に作成される決算書が、どうやって作られているのか、またどういう意味を持つのか
知っているのと知らないのとでは、みなさんが商売を続けていく上では大きな差です。
初めはすべてを理解することは難しいかもしれません。
しかし、基礎をしっかり押さえていけば、だんだんと数字の示す意味が分かるようになります。
せっかく始めた事業。
事業主のみなさんには、5年、10年…と事業を継続していただきたい…
そのために必要なこと
これが、1回目、2回目のセミナーを通じて、私がみなさんにお伝えしたかったことでした。
参加して頂いたみなさまに少しでも伝われば幸いです。
参考までに、第2回目のセミナー内容項目を上げておきます。
参加してくださったみなさま、B-nest産学交流センタースタッフのみなさま
ありがとうございました。