ごあいさつ

Greeting ごあいさつ

 世の中に数えきれないほどのホームページが存在する中

ようこそ、坂口陽子税理士事務所を訪れてくださいました!

この貴重なご縁に心より感謝申し上げます。

弊所は税理士である私がすべての業務を行っております。とても小規模ではありますが、自らの名前を掲げて事務所を構える以上、すべてのお客様に私が直接ご対応することが大切だと考えているからです。お客様の最も身近な相談相手でありたい~弊所は、町角の“かかりつけ医”のように、税理士が直にお客様の現状をお聞きし、その場で迅速に税務判断をお伝えすることを基本としています。時には「これはダメですよ」とはっきり申し上げることができるのも、より身近に接して築き上げる信頼関係があってこそだと考えます。弊所は、お客様の利益を最優先に、お客様の目線に立ったサービスの提供を行ってまいります。また、ファイナンシャルプランナーとしての幅広い知識を基に、法人と個人の財産をトータルでサポートしてまいります。


起業家のみなさま、クラウド会計に関心のある経営者のみなさまへ

起業家のみなさまは、今、勇気を持って目標への一歩を踏み出されたことでしょう。夢を叶えたいというロマンは、起業家にとって、とても大切な要素です。しかし、これからはその夢を現実のものとしなければなりません。未来に続く事業に育てる強い意志が、起業家には必要なのです。

そして、もうひとつ必要な要素があります。

それは利益を生むこと、いわゆる「そろばん勘定」の才覚です。

昔から永続繁栄する会社には、影で支える堅実な番頭がいると言われます。番頭とは少し古い言い方ではありますが、オーナーを支え、時には苦言を呈し、オーナーの助言役となって会社を支える縁の下の力持ちのような存在です。一人で起業されたみなさまは、夢を叶えたいという情熱で燃えていらっしゃるはずです。しかしその思いだけで事業を継続させるには、とても厳しい現実があります。事業を永続し発展させるのだという高い目標をお持ちなのでしたら、弊所にあなたの事業の番頭役をお任せください。専門的な立場から、縁の下で支え、時には苦言を呈し、助言者・パートナーとなって、全力であなたの夢をバックアップいたします。

 

ITの波は、会計業界にも否応なく押し寄せてきています。これまでの会計処理の常識が、驚くべきスピードで日々更新されているのを感じます。いわゆるクラウド会計は、税理士業務の脅威だという論調がありますが、私は決してそのようには捉えていません。むしろ、私共のような小規模事務所にとっては、大きな武器となると考えております。さらに、これから会計を始めるという一人経営者の方、また、人材不足に悩む中小企業の経営者の方々にとっても、非常に便利なツールの一つになると確信しております。弊所では、経営者の皆様のご要望を伺い、その必要とされるレベルに応じた導入サポート、記帳指導を積極的に行っております。

 

 

相続にお悩みのみなさまへ

私が税務の仕事に携わるようになって、早13年が経とうとしています。この間、中小企業の会計や税務のお手伝いをしながら、同時に、顧問先の社長様やそのご家族に関わる数多くの相続業務に携わって参りました。

 

 相続のご相談に来られるお客様は、普段このような相談をされたことがなく、税理士とは無縁という方も多いです。

弊所は、そのような慣れていないお客様にも、肩ひじ張らず気軽にご相談いただける場所でありたいと考えています。

特に相続が始まったご相談者は、ご家族を亡くされた悲しみに浸る間もなく、

慣れないことをどんどん片づけていかなければならない状況で来られます。

相続手続きに慣れているという方は、いらっしゃいません。初めてのことばかりで、みなさん不安です。

そのような不安な気持ちを少しでも和らげることができるよう、私は、お客様のお話を心を込めてお聴きすることを心掛けています。

お話を伺ううちに、お客さまも一連の忙しさで自ら知らず知らずのうちに被せていた心の蓋を少しずつ開けるように、ひとつ、ふたつと話してくださいます。

個人商店を夫婦二人三脚で大きくし、従業員数十名を抱える会社に育て上げるまでの御苦労の数々…

あるいは、代々続く農地を引き継いできたが、後継者もなく農業を続けることが難しくなったことに対する辛いお気持ち…

お話を伺いながら、私自身、もちろんお仕事としてお受けしているわけですが、いつしか、その方々の人生の一編を共有させて頂いたような…まるで昔からの知り合いだったような不思議な感覚を覚えます。

そしていつも感じるのは、遺される財産には価値の大小に関わらず、そのひとつひとつの根底に、その方々の「物語」があるということです。

“形見分け”と表現すれば、その意味合いがより濃く伝わるかもしれません。

私はその「物語」をしっかり次世代に繋げるお手伝いをしたい、愛する方との別れの悲しみを笑顔の相続で結び、共に生きた家族の想い出を決して最後に後悔で終わらせてはならない、と切に考えています。

人の生死、財産という最もプライベートな部分に関わることであり、極めて難しい判断や厳しい場面に直面することもあります。

私は、ただ税金を安くすることだけが相続対策ではないと考えます。

相続に悩む方々のために、私が人としてできることはなにか、日々考え葛藤しています。そんな障壁にぶつかる度に、お客様に掛けていただくありがとうという言葉が、私の原動力となり、また次の壁に立ち向かう勇気を与えて下さっていると感じます。

税理士として、ご家族の絆を繋げる場面に関ることができることに、やりがいと責任の重さを感じるとともに、私を信頼して任せてくださったお客様の信託に全力で報いるべく、精進、勉強の毎日です。

 

相続とは、家族が財産とともにその財産に託された「物語」を一緒に引き継ぐもの、という思いに立てば、世にいう「争続」も、きっと少なくなっていくのではないかと考えます。円満相続の実現に少しでもお役に立ちたいという私の想いの続きは、ぜひ当ホームページ「弊事務所の相続に対する考え」をご参照ください。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

「一期一会」

このたび縁あって、出逢う機会を下さったお客様に感謝し、安心と信頼のサービスをお届けできるよう、日々研鑽を積んで参る所存です。

 

                                         税理士・ファイナンシャルプランナー 

                                                  坂 口 陽 子