カテゴリ:相続税対策



納税資金を生命保険で準備する(保険料を贈与するパターン)
現金一括納税が原則の相続税、死亡保険金も納税資金準備方法のひとつです。各相続人が負担する相続税額の予想を算出し、納税額を充足する金額の受取保険金および受取人を設定した生命保険契約に加入することによって、子世代の納税資金確保の心配を解消できます。

生命保険は相続対策と相続税対策の両方で、大きな効果を発揮します。特に、難しい財産分割をスムーズに進めるのに効果を発揮する活用方法は、注目大です。ただ、契約の際には、いくつかの注意すべき点があります。生命保険の活用方法と注意点について、シリーズでお伝えします。

「預金が貯まったから、借入金を繰上げて返そうかと思ったけど、 借入金は相続税の節税になるんだよね?だったら、このまま返さずに借入として残して おいた方がいいのかな?」

節税の基本公式は ①プラス財産を減らす ②マイナス財産を増やす の2通りであることは、前回お伝えしました。 さて今回は、“①プラス財産を減らす"方法についてお伝えしようと思います。...